台湾プラダー・ウィリ症候群協会 (PWSA Taiwan)

QNAP QuWAN SD-WANソリューションを使用して、台湾各地の支部でケアデータの安全な保存と便利なアクセスを実現。

PWSA患者のケアには様々な課題があります。QNAP QuWANの便利なサービスにより、PWSAの各拠点にいるソーシャルワーカーは素早くケア情報に安全にアクセスでき、サービスのプロセスがよりスムーズになります。

- PWSA Taiwan会長 – Dr. NI-CHUNG LEE

背景

2001年、希少疾患基金および数人の専門家の支援により、家族にプラダー・ウィリ症候群患者を持つ25人が一堂に集まり、「プラダー・ウィリ症候群患者友の会」が発足しました。参加する家族が増えるにつれ、家族の直面する問題がより複雑で、負担となるものがあるとメンバーは感じるようになりました。患者の家族により多くのリソースとサポートを提供するため、「プラダー・ウィリ症候群協会」が2005年に正式に発足しました。過去10年以上にわたり、協会はケア、カウンセリング、リソースの接続を提供し、さまざまな支援活動を組織してきました。現在、同協会は台湾全土の230を超える家族にサービスを提供しています。
詳細情報:PWSA Taiwan

顧客はこれらソリューションを採用します

  • NAS用のバックアップ、復元・同期

    Hybrid Backup Syncを使ってNASのバックアップをリモートのクラウドストレージ空間に高速バックアップすることで、保護能力を倍増させるので、完備した3-2-1バックアップ・復元プランを構築するのに理想的です。

  • QuWAN SD-WANサービス

    QNAPデバイスにおいて自動メッシュIPsec VPNおよびクラウド管理に対応しており、複数の国に跨る新たなマルチサイトITインフラストラクチャを柔軟に展開し、管理することを可能にします。

  • NAS用のバックアップ、復元・同期

    Hybrid Backup Syncを使ってNASのバックアップをリモートのクラウドストレージ空間に高速バックアップすることで、保護能力を倍増させるので、完備した3-2-1バックアップ・復元プランを構築するのに理想的です。

  • QuWAN SD-WANサービス

    QNAPデバイスにおいて自動メッシュIPsec VPNおよびクラウド管理に対応しており、複数の国に跨る新たなマルチサイトITインフラストラクチャを柔軟に展開し、管理することを可能にします。

課題

2023年現在、協会は台湾全土に3つのサービス拠点(本部および北部と南部の3つのPWSAワークショップ)を有しています。PWSA ワークショップは、プラダーウィリー症候群の専門家育成、心理療法、平日開講コースといった形で、特定のニーズに合わせたサービスを行います。その目的は、患者が健康を維持し、感情を安定させ、適切な対人関係を学べるよう決められたスケジュールで体系化されたサービス戦略を通して支援することであり、同時に家族が束の間の休息を取れるようにすることでもあります。

北部から南部までのサービス拠点はお互いに離れています。日々のサービス記録、アセスメント報告などのデータが各拠点の複数のコンピュータに分散しています。加えて、先生方は現場での講習や活動に追われているため、サービスデータを本部に返信して、保存と編集用に管理するのが難しいのです。スタッフが変われば、貴重な介護経験やサービスデータを引き継ぐことが課題となりました。さらに、パブリッククラウドサービスが広く利用可能にはなっているものの、患者のサービスデータは機密性が高いため、確実に安全なアクセスを確保するのは極めて困難でした。よって、それはデータの安全性から見て、好ましい選択ではありません。もうひとつの選択肢は、従来のポイント・トゥー・ポイントVPNがありますが、設定が煩雑であり、ITの知識のない講師が使用するには難しいです。そこで、協会は安全で使い勝手のよい複数拠点間でのファイル管理手法を探り始めました。

ソリューション

QNAPは、PWSA Taiwanに QHora-301W ルーターおよび QuWAN のインテリジェントなネットワーク帯域幅最適化ソリューションを提供し、複数拠点でのネットワーキング、ファイルストレージの一元管理、データ共有を実現しました。QHora-301Wは、先進のWi-Fi 6ワイヤレステクノロジーおよび10GbEイーサネットネットワーク接続に対応しています。その最も注目すべき特徴は、エンタープライズクラスのSD-WAN メッシュVPNの提供です。これにより、協会のスタッフはクラウドを介して複数拠点の地域ネットワークを素早く展開し、VPN導入の複雑な設定を簡略化できました。

QuWAN メッシュVPNの自動接続設定テクノロジー
QuWANは先進の仮想化テクノロジーを利用して、すべての外部接続を自動的に設定し、メッシュVPNの複数拠点でのネットワーキングのセットアッププロセスを大幅に簡略化します。協会のスタッフは、QHora-301WルーターをQuWAN Orchestrator一元管理プラットフォームにバインドするだけで、メッシュVPNの接続設定はシステムが自動的に完了させます。QuWAN Orchestratorをバインドした後、すべての拠点のデバイス間での接続は、まるで同じ内部ネットワークにあるかのように見え、これによってさらにスムーズで安全なデータの保存、転送、バックアップが実現します。

Hybrid Backup Sync
Hybrid Backup Sync Hybrid Backup Syncは、QNAPの提供するライセンスフリーのファイルバックアップ・同期・復元ソリューションです。これによって協会のデータは、本部及び拠点に設置されたQNAP NASに、安全にバックアップされます。QNAPは、毎日のデータバックアップに自動バックアップ作業をスケジュールするようお勧めいたします。QuWAN Mesh VPNのネットワーキング機能によって、リモートでのバックアップは非常に簡単になります。組織のネットワーク内のNASをバックアップ先として設定するだけで、簡単に現場でのデータバックアップが完了します。

結果

QNAP QHora-301WおよびQuWANソリューションを複数拠点でのネットワーク展開に一度に採用してからは、各PWSAの拠点にいる先生方はデスクトップの共有NASフォルダにサービス記録を簡単に保存し、ファイル統合、保存、バックアップのプロセスをすぐに完了させることができるようになりました。また、本部でもデータを各拠点と即座に共有できるようになりました。今では、ソーシャルワーカーと先生方は、患者へのケアにより集中できるようになりました。各拠点でデータを統合することで、協会、医者、保護者は各患者に必要なケアをより深く理解できるようになるだけでなく、患者へのサービスの継続的な最適化と促進のための、より包括的なデータを協会に提供できます。これによって、患者および家族にとってさらに協力的な環境が生まれます。

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